明宝は美濃地方の北端、飛騨高地に位置する、豊かな自然と時間を楽しめる場所です。
長良川にそそぐ清らかな吉田川の渓流。それに沿うように走るせせらぎ街道。
爽やかな高原、大きなスキー場に心と身体を温める温泉、地域特産のおいしい食べ物。
そしてなによりも、素朴で親しみやすい風土と地元を愛する人々が自慢です。
最近では自然と共に暮らす生活に憧れ、地域の人々の優しさに触れ、都会から移住してくる人も少なくありません。
地元を愛する人々の「この土地でずっと暮らしたい!」という思いが形となって“明宝ハム”で有名な『明宝特産物加工』、深い味わいの“明宝トマトケチャップ”の『明宝レディース』、そして西日本最大級のゲレンデ面積を誇る『めいほうスキー場』などがつくられました。
地域住民のはたらきかけによって生まれた明宝ハムや明宝ケチャップは、その手間ひまを惜しまない製法によってしか生まれない味わいで有名です。
古くから家庭の味として親しまれてきた『鶏ちゃん』は、『B級グルメ』として再び熱い注目を集めており、明宝でも鶏ちゃん研究会が、よりおいしい鶏ちゃんを生み出しより多くの人に味わっていただこうと毎日奔走していますので、お越しの際にはぜひ召しあがってください。
そのせせらぎで明宝におおきな癒しを与えてくれる清流・吉田川は岩魚や鮎の宝庫で、シーズン中は渓流釣りを楽しむ人びとでにぎわいます。
明治22年7月、町村制が実施され現在庁舎がある二間手地区を役場の所在地とし、名称を「二間手村外六ヶ村組合役場」としたのが明宝村の歩みの始まりです。
その後明治30年、組合組織を廃止し村名を「奥明方村」に、昭和45年4月には「明方村」、そして平成4年4月1日より現在の「明宝村」へと115年という歴史の中で幾度もの村名変更を経てきました。
そして平成16年3月、明宝が位置する郡上郡の7町村が合併し『郡上市』となり、その郡上市の明宝として新たにスタートしました。
自然豊かでゆったりとした時間の流れる明宝は、懐かしい地方の色を濃くのこしながらも積極的で親しみやすい風土がしっかりと根付いています。
遊びに・ドライブに・もしかしたら暮らすために……、もっと明宝を知るために……。